モトカレ~上司と2度目の恋~


いつか自分のカフェを持つという夢を叶えるため、会社を退職した「あなた」。

今はとあるカフェの雇われ店長をしている。

ある日、店に客としてやってきた、元上司で元カレの聡一郎と再会する。

聡一郎の転勤をきっかけに別れてしまったが、あなたはまだ聡一郎に思いを寄せていた。 

 

そして、聡一郎も…。

真っ直ぐで、ほんの少し不器用な大人同士の恋の行方は?

CV:佐和真中

企画・シナリオ 仲野うさこ

イラスト 佐伯早栄

発売日:2016年9月30日(金)

定価:2000円+税

 

 トラック1「2年ぶりの邂逅」

 トラック2「海辺のホテルにて」

 トラック3「初めての夜」

 トラック4「別離」

 トラック5「キス、それから」

 トラック6「君が欲しい」

 トラック7「君の夢、俺の夢」

 

ダミーヘッドマイク使用のバイノーラル録音


キャラクター紹介

 

柏木聡一郎(35歳)

あなたの元カレで元直属の上司。商社に勤めている。

クールでやや取っつきにくい面はあるものの、仕事ができ、上役や取引先からの評価は高い。

部下たちにとっては親しみやすい上司ではないが、面倒見がいいので慕われている。

2年前に転勤したが、最近本社に戻ってきた。

少々不器用だが仕事に真剣に取り組むあなたのことを、入社当時から気にかけていて、やがてそれが恋愛感情に変わった。



「モトカレ~上司と2度目の恋~」発売記念!佐和真中様特別インタビュー!

(ストーリーの内容に触れている箇所がありますので、発売前に内容を知りたくない方はご注意ください。)

 

 

 

 

 

――お疲れ様でした。まずは収録を終えてのご感想をお願いいたします。

 

テーマが「2度目の恋」ということで、一度お付き合いのあった女性と別れて再会して、募っていた思いを伝えるという、普通の恋愛とはまた違ったアプローチの作品でしたので、すごく楽しく演じさせていただきました。2段階、3段階と恋愛のプロセスがあるので、そこの違いが出るように注力しました。

 

――聡一郎は佐和さんがこれまで演じてきた中でも年齢が高めのキャラクターだと思いますが、演じる上で気をつけた点やポイントなどはありますか?

 

年齢というよりは、いわゆる「上司感」といえばいいんでしょうか…誰かが頼って、それを受け止めて指示が出せる目上の人間、という感じをなるべく出そうと思い、演じさせていただきました。もちろん年齢も気にかけてはいたんですけれど、30代という年齢は、たとえば仕草や声で年齢感を表現するのが難しいんですよね…。ですから、どちらかというと「ヒロインの上司である」という、社会人としての地位に気をつけたところはありますね。

 

――これまで上司を演じたことは?

 

プロジェクトの責任者であったり、時代物ですけれど経営者のようなポジションにあるキャラクターは何度かあるんですが、しっかりと部下との関係を演じたのは久しぶりですね。若くして上司や経営者になったキャラクターは過去に経験しましたが、順当に経験を積んで管理職になって…というキャラは初めてかもしれないですね。

 

――佐和さんと聡一郎の共通点や、共感できる点などはありましたか?

 

共通点あるのかな…聡一郎は立派な社会人なので(笑) 一番共感できたのは、自分が大切にしているものを、嫌いになったり嫌になったわけじゃないけれど手放すときの惜しさとか、手放した後しばらく過ごす寂しさと後悔…みたいな気持ちですね。たとえば……お気に入りのオモチャを捨てなければならなかったときに、そういう気持ちになったな、と。いやもちろん、ヒロインをオモチャ扱いしてませんけど(笑)

 

――印象に残っているシーンやセリフ、「ここはしっかり聞いてほしい」というポイントなどがあればお願いいたします。

 

このお話は再会するところからスタートして、過去の回想に入っていくわけなんですけれど、過去の聡一郎と、現在の聡一郎の違いを感じてもらえればと思います。もちろん年齢も違うんですが、ヒロインとの関係性の違いや、募っている思いといった部分ですね。社会人なので、当然仕事をしながら恋愛しているわけなんですが、過去に付き合っていたときと再会したときとで、心のベクトルが愛情と仕事のどっちに傾いているのか、という部分が伝われば嬉しいです。

 

 

――作品の中ではヒロインが淹れるコーヒーが登場しますが、コーヒーはお好きですか? 好きな飲み方、よく飲むシーンなどがあればお聞かせください。

 

コーヒー、飲みますね。ブラックが好きなんですけれど、朝起きて飲むことが多いです。あとは収録前とか…今日もコーヒーを飲んでから収録に臨みました。

 

 

――この作品を楽しみにしている皆さんに一言メッセージをお願いします。

 

この作品は、ある意味でみなさんがどこかで体験したことがあるであろう、「別れ」と「再会」をテーマにしています。一度別れて再会して、お互いの思いを再確認しあって結ばれるという、幸せなお話です。

再会までの聡一郎の気持ちの変化だったり、一方で変わらない部分もあったり、そういったものを表現させていただきました。たぶん、一度聞いた後、もう一度聞いていただくと「あ、ここはそういうことだったのか」とわかるところがあると思いますので、お時間がありましたら是非何度か聞いていただければと思います。よろしくお願いいたします。

 

――ありがとうございました。